【玩具レビュー】装着変身2:仮面ライダークウガ <ドラゴンフォーム>
邪悪なる者あらば、その技を無に帰し流水の如く邪悪を薙ぎ払う戦士あり
ドラゴン〜タイタンフォームの着せ替え用アーマーの販売は可動素体を付属させない事により、装着変身の “色” が一番色濃く出た部分かと思います。
しかし単体ではアクションフィギュアとしての訴求が難しいためか、このような販売形態がクウガの前半で終わってしまったのはやや残念。物語の展開に合わせてアーマーを集めていくのがとても好きだったんだよなぁ。
【アーマー&台座】
基本的なフォーマットは可動素体が付属しないだけで、マイティフォームと同じです。クリアブルーのディスプレイ素体にメタリックブルーのアーマーが映えます。
このディスプレイ台座、武器も含めて展示出来る優れモノ。背景パネルは水の戦士を象徴する水面があしらわれています。
やはりアクション素体が付属しない分、商品単体でも “映える” 商品構成を目指していたのだと思います。
【超変身!】
お待ちかねのアーマー換装。変身ベルトに輝く青い霊石(アマダム)がまぶしいですね。マイティ&グローイングフォームセット付属の可動素体に着せ替える事が出来ます。というかその為の別売りアーマー。
ドラゴンフォームはスピードと跳躍力に秀でた青の戦士。長所と引き換えに失われた打撃力をドラゴンロッドで補います。
主張を抑えた黒い肩アーマーのおかげで袖なしのカンフー着のように見えるのがオシャレですね。引き算の美学。マイティフォームより軽装に見せる事で、視覚的にもスピード戦士なのが伝わります。
アーマーの青もちゃんとツートンで再現。
『水の心の戦士、長きものを手にして敵をなぎ払え!』
『そうか… これか!!』 |
パワーアップと同時に当たり前に出てくる武器とは異なり、入手のプロセスも丁寧に演出するのがクウガ流。
色数こそ少ないですが、ドラゴンロッドは細かく塗り分けられています。可動指という事もあり保持力はやや弱めですが、その指先が柔軟にロッドを扱うのでポージングの幅はなかなか広いですね。
指先に限らず、初期装着変身の可動素体は遊んでいると関節がフラフラになってきがちです(笑)
【理想的な玩具販促?】
ドラゴンフォーム回では、メリットとデメリットを分かりやすく描き、フォームチェンジが都合の良いパワーアップではない事(=戦略と駆け引きが必要)を強く印象付けましたね。
この点、(似たような立ち位置の)ウルトラマンティガではそれとなく語られる程度でしたが、仮面ライダークウガでは上手く真正面から描ききったなと思います。
仮面ライダー555みたいな雑なパワーアップもライブ感あって好きですけど(笑)
次回更新予定は9/3を予定しております。引き続きペガサスフォームに超変身!の予定。
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