【映画をみようよ】怪獣島の決戦 ゴジラの息子 <4Kデジタルリマスター版>【ゴジラ・シアター】
今週はちょっと忙しくて更新が遅れてしまいましたが、怪獣映画を観てきました。
ゴジラ生誕70周年を記念して、2024年7月から東宝系スクリーンで定期的に開催されている『ゴジラ・シアター』。私事がバタついていたこともあり、半年ほどご無沙汰しておりましたが、ブログも再開した事ですし久々に鑑賞してまいりました。
今回の作品は『怪獣島の決戦 ゴジラの息子(4K)』です。午前中の上映枠しかありませんでしたが、敬老の日(9/15)を活用して鑑賞。
幕間に食べるジョンソンヴィルのホットドッグが、TOHOシネマズでのお楽しみ。
【怪獣島の決戦 ゴジラの息子 <4Kデジタルリマスター版>(1967年・東宝)】
4K大画面で観て改めて驚かされるのが、ほとんど粗のない合成や、クモンガやカマキラスといった操演怪獣の生き生きとした動き。大小のミニチュアやセットの切り替えなど円熟した東宝特撮で違和感なくドラマパートを支えます。
作り物である事は明白なんですが、それが違和感として邪魔をしないといいますか。昭和東宝特撮の凄みかと思います。
キャストに目を向けると、久保明さんと前田美波里さんのフレッシュ感溢れる南国カップルが良いですね。佐原健二さんや西條康彦さんといったウルトラQな面々も脇から存在感を放ちます。
キチガイに刃物…いやライフル状態な土屋嘉男さんが実に素敵。ノイローゼの人間にライフルなんか持たせんなよというツッコミはさておき(笑)、クライマックスでの『やろう!』は大変に熱くて良いのです。
なんといっても本作でデビューとなるミニラ君ですかね。スーツのギミックとしては目と口の開閉ぐらいしかないと思うのですが、素晴らしい顔面造形と小人のマーチャンさんによる演技で子供らしい喜怒哀楽を表現しきっています。凄い。ゴジラとの親子の触れ合いも見ていてニコニコが止まりません。ミニラが目を見開く度に変な笑いが出そうになりました(笑)
ストーリー自体は割とフワッとした内容(失礼)だと思うんですが、次々と起こるイベントがテンポ良く進んで小気味よいです。ゴジラにテーマ性を重んじる向きには不興を買うのかもしれませんが
こういうのでいいんだよ
と言っておきます(笑)
それでいて、ラストに抱き合いながら眠りにつくゴジラ親子の姿には人間のエゴがちらつく辺り、非常にいい塩梅なのですよ。
【フィギュア紹介】
一枚も怪獣の画がないのは淋しいので、以前購入したキャスト社のオーナメントをご紹介。
ゴジラ特撮大百科シリーズより『ゴジラ1967+ミニラ1967 <赤ちゃんミニラつき>』のご紹介。
スタチュータイプながら、ベースとフィギュアの組み合わせでゴジラ親子の様々なシチュエーションを現できて遊び甲斐のあるセット内容。
生まれたばかりの赤ちゃんミニラの立体物もなかなか貴重ではないでしょうか。尻尾で運ばれるミニラも再現できます。
この映画の魅力はやっぱり【お父さんしてる(お母さんっぽくもある)ゴジラ】で、そんなゴジラ親子の魅力を200%再現されています。
【映画をみようよ】
プライベートがなかなか忙しく、仕事面で気持ちが滅入ったりもしてたんですが、久々に怪獣映画を観て、すごく元気になりましたね。
これは本当にビックリ。
映画って本当にいいもんですねぇ、ですよ。
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