投稿

8月, 2025の投稿を表示しています

【玩具レビュー】装着変身2:仮面ライダークウガ <ドラゴンフォーム>

イメージ
邪悪なる者あらば、その技を無に帰し流水の如く邪悪を薙ぎ払う戦士あり マイティ&グローイングフォームに続いて、ドラゴンフォームの紹介。ドラゴン・ペガサス・タイタンの3フォームはまとめてやろうか悩みましたが、のんびりいきましょう。 マイティ&グローイングフォームセットのレビューはこちら ドラゴン〜タイタンフォームの着せ替え用アーマーの販売は可動素体を付属させない事により、 装着変身の “色” が一番色濃く出た部分かと思います。 しかし単体ではアクションフィギュアとしての訴求が難しいためか、このような販売形態がクウガの前半で終わってしまったのはやや残念。物語の展開に合わせてアーマーを集めていくのがとても好きだったんだよなぁ。 【アーマー&台座】 基本的なフォーマットは可動素体が付属しないだけで、マイティフォームと同じです。クリアブルーのディスプレイ素体にメタリックブルーのアーマーが映えます。 このディスプレイ台座、武器も含めて展示出来る優れモノ。背景パネルは水の戦士を象徴する水面があしらわれています。 やはりアクション素体が付属しない分、商品単体でも “映える” 商品構成を目指していたのだと思います。 【超変身!】 お待ちかねのアーマー換装。変身ベルトに輝く青い霊石(アマダム)がまぶしいですね。マイティ&グローイングフォームセット付属の可動素体に着せ替える事が出来ます。というかその為の別売りアーマー。 ドラゴンフォームはスピードと跳躍力に秀でた青の戦士。長所と引き換えに失われた打撃力をドラゴンロッドで補います。 主張を抑えた黒い肩アーマーのおかげで袖なしのカンフー着のように見えるのがオシャレですね。引き算の美学。マイティフォームより軽装に見せる事で、視覚的にもスピード戦士なのが伝わります。 アーマーの青もちゃんとツートンで再現。 『水の心の戦士、長きものを手にして敵をなぎ払え!』 『そうか… これか!!』 パワーアップと同時に当たり前に出てくる武器とは異なり、入手のプロセスも丁寧に演出するのがクウガ流。 色数こそ少ないですが、ドラゴンロッドは細かく塗り分けられています。可動指という事もあり保持力はやや弱めですが、その指先が柔軟にロッドを扱うのでポージング...

【散財レポ】特撮大百科∶ゴジラ1989 <サンダービーム作戦ver.> 他【超大怪獣大特撮大全集】

イメージ
先日参加した怪獣映画の上映イベント、 超大怪獣大特撮大全集 では、怪獣談話室と称して上映終了後に上映作品にちなんだりちなまなかったりする怪獣グッズを買える物販コーナーが開かれます。 キャスト社の藤村さんや作家の馬場卓也先生による、軽妙なよもやま話に爆笑しながら、ついついお財布の紐もゆるゆると。 8月の上映イベントでもご多分に漏れずお買い上げいたしましたので、報告も兼ねてレビュー。 イベントと上映作品のレポートはコチラ 今回は上映作品が商品化しづらいラインナップ(世界大戦争/第三次世界大戦)という事もあり、『特撮大百科まつり2025』からのラインナップが大集合です。 【ゴジラ特撮大百科】ゴジラ1989<サンダービーム作戦ver.> まずは箱物から。『ゴジラvsビオランテ』のクライマックスを彩ったサンダービーム作戦。 TCフィールドに追い詰める戦車群と、対峙するゴジラを臨場感たっぷりに立体化。今にもグングン歩きだしそうなゴジラの躍動感がたまりません。 足元に点在するM6000TC( T hunder C ontrol)システムの装置もバッチリ。初版からの追加部分になる戦車群は非常に繊細な造形にも関わらず、ベースに組み付けられた状態で収められており、開封してすぐにディスプレイ可能。 後ろ姿もカッコいい💕オーナメントの証でもある吊りフックも御愛嬌。 一般トイも価格高騰しているこのご時世、このクオリティで7,700円はもはや破格の価格設定に思えるのですが… 取説のDEEPな解説を読むのも楽しみなのです。 【ゴジラ特撮大百科】ゴジラ1964 お座りver.<ミニサイズ> デスクトップに置いておくと癒し。飾る場所とお財布に優しいミニタイプで登場。『三代怪獣』の怪獣サミットでゴネてるゴジラですね。並べるラドンも欲しいなぁ… 『俺たちの知ったことか、勝手にしやがれ。 我々が人間を助ける理由はなにもない』 『人間はいつも我々をいじめているではないか』 タグ裏には 『カードスタンドとしてお楽しみ下さい』 の謎のメッセージが。いやいや、きっとカードスタンドなのだ(笑) 試しに名刺サイズのカード置いてみたらあ...

【イベントレポ】世界大戦争/第三次世界大戦 四十一時間の恐怖【超大怪獣大特撮大全集】

イメージ
そうだ、映画を観よう。しかも特撮映画を、だ。 という訳で、映画レビューもしていきましょう。寝屋川を拠点に、定期的に怪獣・特撮映画の上映イベント 『超大怪獣大特撮大全集』 を主催してくれるのが株式会社キャストさん。 上映イベントのみならず、ハイクオリティかつDEEPな仕上がりのフィギュア群 『特撮大百科』 には根強いファンも多いですね。こちらのレビューもいずれ。 上映館である大阪九条にあるミニシアター・シネ・ヌーヴォさんへ。バラの装飾がオシャレなミニシアターです。他にはない独自(狂気?)の上映企画も魅力。超大怪獣のイベント以外でもお伺いしたい所。 本日の上映ラインナップは 『世界大戦争』 と 『第三次世界大戦 四十一時間の恐怖』 。 ヌーヴォーさんの特集上映、 『日本の戦争映画史』 に合わせたラインナップ(第三次世界大戦=可能性としての戦争映画史)との事ですが、日本と世界が不穏になっている今だからこそ、合わせて鑑賞したい二作です。なかなか合わせ見る機会もありませんが、続けて鑑賞する事で感じる事もあるのではないでしょうか。 入場時に配布される超大怪獣大特撮大全集大新聞も楽しみの一つ。 【第三次世界大戦 四十一時間の恐怖(1960年/東映)】 人間に良心のある限り 第三次世界大戦は起こらない 配信などもされているので視聴ハードル自体は高くないのですが、劇場で鑑賞できる機会は少ないですかね〜。 えっ、主演が梅宮辰夫さんなのね!?と、冒頭クレジットにビックリしつつ、なかなか出てこない梅宮辰夫にヤキモキ(笑) 市井の人々の日常を通してひたひた迫る終末がテンポよく描かれます。客観的というか、人間ドラマにフォーカスしてないというか。ルポルタージュを見てる感覚。そして東映のカラーなのか、登場人物の素行が程よく悪いです(笑)ヒャッハーの原点見たり。そんな中で清貧の夫婦がつむぐ美しい愛情が印象的でしたね。 ドライな作風が、かえって迫りくる戦争の不気味さを演出しているように感じました。昨今の世界情勢を体験していると、このスピード感もさもありなんといった趣。 そしてあまりにも唐突な最後の刻。作品全体を通して情緒もへったくれもないあたり、作品のリアリティなのか東映のカラーなのか。 【世界大戦争(1961年/東宝)】 この物語はす...

【玩具レビュー】装着変身1:仮面ライダークウガ <マイティフォーム&グローイングフォーム>

イメージ
邪悪なる者あらば希望の霊石を身に付け、炎の如く邪悪を打ち倒す戦士あり 記念すべき玩具レビュー第一投。 ミレニアムの幕開けに、文字通り「新しい伝説」を刻んだ『仮面ライダークウガ』。 当時中学生だったhadagyのハートを鷲掴みにした、今は亡きハローマックに買いに行ったという点も含めて思い出深い一品… 当ブログは “手間を掛けない” をモットーに運営するので、撮影ブースなどという気の利いたモノはありません(笑) 【素体】 うっすらオダギリジョー似(笑) 当時はしっかり「五代雄介」として認識してましたね。『似てる〜!』って思ってました。 アーマー装着の都合上、全体的に細身のシルエット。華奢ながらもバランスの取れた造形です。聖闘士聖衣大系(セイントクロスシリーズ)の正当進化といった趣。 【グローイングフォーム】 甲虫のサナギを思わせる、白の戦士。 いわゆる “未完成フォーム” ですが、メ・ギノガ・デ戦のような印象深い死闘もあって、単なる最弱形態には収まらない存在感。 パールがかった乳白色のアーマーは、どこか神秘的。古代戦士のロマンを想起させる佇まいです。 頭部のツノ(コントロールクラウン)も、マイティフォームとはしっかり差別化されていて嬉しいポイント。 【マイティフォーム】 言わずと知れた、基本の赤。メタリックレッドの美しさに思わずウットリ✨️ 胴体と変身ベルト(アークル)がダイキャスト製になります。手の平サイズのフィギュアですが、アーマーを着けると意外なズッシリ感。装着変身というシリーズ名の影に隠れがちですが、伝統の『超合金』ブランドでもあります。 形状自体はグローイングと共通なので、シルエット的な変化は少ないものの、白から赤への鮮やかな変身を楽しめます。 このセットだけで1~2話のシーンをしっかり再現できるのも大きな魅力です。 『…変わった!?』 『見ててください!俺の、変身!!』 セリフとともに、当時の興奮がよみがえります。 現在の目から見ると可動する部分も少ないのですが、当時は充分楽しめていましたね。特に細かいニュアンスを表現出来る可動指がお気に入りでした。少ない可動でいかに劇中の雰囲気を出すか腐心して楽しんでいたよ...

帰ってきたhadagyの怪力線

イメージ
唐突ですが本日は40歳のお誕生日でして。 人生の折り返しも意識するようになり、その時々の思い出というのが一番大切だなと。 そこでふと、昔かじっていたブログを再開しようかなと思い至った次第です。 『hadagyの怪力線』はその時のblog名そのままですね。帰ってきた〜とかつけようかと思いましたが、そこまでアクセス数が多かったわけでもないので(笑)『怪力線』は空想小説の巨匠・海野十三氏の作品に度々出てきたように記憶します。 独自ドメインの取得を忘れていたので、しばらく仮設アジトとします。 以前はWordpressでゴリゴリに作り込んだりしてましたが、今回はGoogleさんの力(blogger)を存分にお借りして、ゆるゆる〜と書き綴っていければ。テンプレート様々。作り込みは追々。 基本的にはゆるめの玩具レビューを中心に、怪獣映画や模型のお話も出来ればな〜と思います。 次回更新予定は8月17日(日)を予定しています。